山田獣医科病院のコンセプト
癒しを与えてくれるペットは、家族の一員ともいえる存在です。生活が豊かになり、犬や猫だけでなく、うさぎ、フェレット、ハムスターといった哺乳類、カメやヘビ、トカゲの爬虫類、インコやオウムなどの鳥類と種類も増えています。
当院では、そんな飼い主様のペットの健康を守るために、幅広く動物を診療できる獣医として、日々努力しています。特に近年は、エキゾチックアニマルといった海外に生息する動物もペットとして飼われているので、山田獣医科病院ではエキゾチックアニマルについても学び、経験を積んでいます。
治療もペットにも飼い主様にもやさしく安心できる方法をご提案し、最善の方法で行っています。治療後は、再発防止のための飼育指導も行っていますのでご安心ください。
当院では基本的にインフォームドコンセントを行っています。ペットにとって最善、苦しくない方法を検討するだけでなく、飼い主様とペットの関係性も考慮したうえでご提案し、飼い主様と一緒に最善の方法で進めていきます。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
山田院長挨拶
今でこそ犬猫からエキゾチックアニマルまで幅広く診療していますが、学生時代は、内科学研究室に所属し、犬や猫以外にも牛や馬、豚、山羊など大型動物の世話や治療を主に行い、免疫学や心臓病学、血液学の研究をしてきました。
そんな私を小動物に目を向けさせた事件がありました。神経症状のうさぎが連れてこられ、うさぎには適さない薬が投与されたことで苦しんでいることを知ります。薬のメーカーにも問い合わせましたが、「1週間で死んでしまう」と言われ、「治療法もない」と言われました。それでも何か効果があるのではないかと、あの手この手を尽くしたのですが、1週間後、小さな命の灯火は消えてしまいました。いつもは動物の命を救う薬が、ちょっとした過ちで毒になってしまうということを目の当たりにした出来事でした。
このことがあってから、それまで大きな動物を中心に診療にあたってきたのですが、小さな動物であっても真剣に取り組まなければならないと改めて思い知らされました。それからは、うさぎやフェレット、爬虫類などエキゾチックアニマルまでも治療しようと努力するようになったのです。
エキゾチックアニマルに関しては、まだまだ大学でも専門的に教えられている内容ではなく、多くの獣医が試行錯誤を繰り返しています。私自身も、多くのペットから教えられ、励まされています。
プライベートでも、犬、猫、モルモット、フクロモモンガ、インコ、ミズガメ、リクガメ、トカゲやヘビなど多くの家族と生活しながら、一匹でも多くのペットが元気で1日でも長く生きてくれるよう獣医として奮闘しています。